【WS】枝電源Summer Pockets デッキ紹介
今回はSummer Pocketsの「”夏の思い出” 識」を使用したデッキです。SMPのデッキではよく見かけるカードですが、自分なりこれを最大限生かしたデッキを考えてみましたので皆さんに共有しようと思います。
デッキレシピ
デッキログ コード：DA33
デッキコンセプト
「”夏の思い出” 識」のパワーが11000ある点から、「電源で前列に早出しして面取りし、レベル2からCXコンボを使えたら強そうじゃないか？」という発想から今回のデッキを考え始めました。
CXコンボを最大限発揮するためには、CXを貼ってアタックするときにソウル3になっている必要がありますが、[元のソウル1] + [対応CXでソウル+1] + [ダイレクト面でソウル+1] = ソウル3 になるので、その点でも面取りに重きを置くのは相性が良さそうだと思いました。
パワーの補助に使える「”まぶしさの向こう側へ” 蒼」や、ソウルの補助にも活躍できる「空門 藍」の存在も、枝電源という構築の正当性を後押ししてくれます。
また、枝 (ストックを増やせるアイコン) と電源 (キャラ登場時のストック消費を抑えられるアイコン) というCXの組み合わせから、「”ひまわり畑” しろは」の早出し+逆圧縮も気軽に使えるようになります。
電源の採用によりレベル2時から「”夏の思い出”」キャラを舞台に用意できるため、早出しした時点で逆圧縮の使用が可能になるので、早期から致命傷・決定打を与えることができるようになるかと思います。
これらのカードにより、「”夏の思い出” 識」での詰めを早期から複数回使用して勝利を目指すというコンセプトでデッキを組むことにしました
このコンセプトに基づいて、黄・赤・青色のカードを中心に残りの枠に入れるものを考えていきます。
採用カード
レベル0
"サマードレス" しろは
序盤の山削り+手札交換。電源で吊り上げたいキャラをデッキ・手札から控え室に送る役割があります。確実に1ターン目から使いたいので4枚採用。
”手の繋ぎ方” 識
赤色のアタッカー。レベル1時に「”お姉ちゃんとの時間” 蒼」の手出しや「”メイド服” 蒼」のCXコンボ使用を考えると序盤からストックは欲しいので採用。また、電源が絡まない試合もこいつでどうにか立ち回ることができるので便利です。
”あの夏をもう一度” 鴎
電源を捲りやすくするための採用。序盤に1/1蒼の早期着地を狙うか、中盤以降に電源で出した「”夏の思い出” 識」のCXコンボを使いながら電源を捲るために使うことがほとんどです。
”白羽の伝承” しろは
赤色の単レストアド集中。Cipのトップチェックが電源との相性もよく使いやすいです。2面出すことはあまり想定していないので3枚のみ採用。
”大きなスーツケース” 鴎
山札からのピンポイントサーチ札が少ないので採用。黄・赤・青に同位互換が存在しますが、名前や特徴に特別な指定はないデッキなので色のバランス的に青にしました。
”打倒チャーハン”静久
「”夏の思い出” 識」のCXコンボと相性の良い1枚。まあ入れといて損はないだろうくらいの気持ちで1枚採用。電源で出すキャラの択を減らす点は少し相性が悪いかもしれませんが…
レベル1
”お姉ちゃんとの時間” 蒼
電源採用デッキの無難なアタッカー。理想はレベル0時に1枚着地なので、それも狙っての4枚採用。
”メイド服” 蒼
電源連動。枝アイコンはトリガー時にソウルアイコンの付いているキャラしか回収できないので、CXコンボでキャラ回収手段を補うため必要があると思い採用。パワーが5000しかないものの、コレ自身が相手キャラをリバースさせる必要がないのであまり気にならないと思います。1面出せればいいタイプのCXコンボなので2枚のみ採用。
”鬼の仲間入り” 識
「”夏の思い出” 識」のソウル補強。電源で面取りしてソウルを補うのがコンセプトとはいえ、3面ともダイレクト面にできることばかりではないので採用。
”頭に浮かんだ料理” 七海
緑にも同位互換があるものの、赤色の方がメインカラーなのでこちらを採用。増やしてもいい枠ですが、枠の兼ね合いで1枚のみ。枝で回収できない点だけ注意が必要です。
レベル2
”夏の日差し” しろは
サマポケ内での2レベル最大出力。アンコールを持っていないものの、パワーが11000も出せるので倒されにくそうな点が強力です。3枚目が欲しいとは思うものの、「”まぶしさの向こう側へ” 蒼」を採用したかったのでソレに枠を譲って2枚採用。
”まぶしさの向こう側へ” 蒼
「”夏の思い出” 識」に対して2500応援になるこのカードがあるからこそ電源で早出しする動きが現実的に行えます。「”夏の思い出” 識」以外には1500応援ですが、それでも十分強いです。早期着地により、相手に常に5点バーンのプレッシャーをかけることができる点も地味ながら強力です。
”塗り替えていた記憶” 美希
かなりコストが重く2ハンド5ストックが必要な防御札。「”夏の思い出” 識」で倒しきるまでに負けないようにするための採用。「”大人への抵抗” うみ」と合わせれば2000拳として1ストック軽減して使用することができます。とはいえ、複数枚使用するカードでもないので1枚のみ採用。
”圧力の反発” 鴎
このタイトル唯一の3000拳。助太刀として使用するタイミングがなくなったら、アラーム効果で「”夏の思い出” 識」の対応CXを探しに行けるので、電源による面取りとも枝連動ともかなり相性がよく使えます。
レベル3
”夏の思い出” 識
コンセプト。元のソウルが1なのでダイレクト面で攻撃しても過剰打点になりにくく、ちゃんとダメージを与えられるようになるかと思います。レベル3になってからはCip効果で対応CXを探しに行けるので複数回CXコンボの使用も狙いやすいです。
”君の手で” 識
無難 of 無難。特に言うことはないですが、パワーが11500まで出せるので電源で吊り上げても強く使えます。
空門 藍
助太刀・イベント無効で殴れるので、相手の防御札をケアしながら攻撃できます。ソウルパンプは自身にも振れるので、こまかい点数の調整が可能な点で詰めに貢献してくれます。
”ひまわり畑” しろは
早出し条件が緩い回復持ちなので「”夏の思い出” 識」で詰めるまでの耐久のためによく使います。枝や集中で回収して回復を使い回す想定での2枚採用。
”大人への抵抗” うみ
手札のキャラが全て2000拳に化けます。こいつを着地させたら相手によっては無理に助太刀を拾わずとも「”夏の思い出” 識」を守れます。電源を捲った時に出す想定なので、1面置ければいいので1枚のみ採用。
クライマックス
最後に…君に逢いたかったな…
「”夏の思い出” 識」の対応。最初は3枚にして電源を5枚入れようかと思っていましたが、CXコンボを複数回使うことをコンセプトにしているので最大枚数入れて引き込む機会を増やします。
もう1回…いい？
電源。正直、電源なら何でもよかったのですが、手札を増やせるCXコンボに使えるためこちらを採用しました。
立ち回り
マリガン
レベル0と電源以外は捨てます。この時、「”お姉ちゃんとの時間” 蒼」などレベル1のキャラを捨てられなければ電源も捨てていいかもしれません。
レベル0
「"サマードレス" しろは」による山削りと「”あの夏をもう一度” 鴎」による電源トリガーを狙いながら戦います。
「”お姉ちゃんとの時間” 蒼」の着地を狙いますが、キャンセルや3lookで電源がめくれすぎた場合には手出しすることになるのでストックの使用量を抑えましょう。
レベル1
「”お姉ちゃんとの時間” 蒼」でボードアドバンテージを得ようとします。この段階で電源を打つ・捲るした場合、相手のデッキに合わせて「”夏の日差し” しろは」を出すか「”まぶしさの向こう側へ” 蒼」を出すか選びます。
また、この段階で、レベル2時に使う「最後に…君に逢いたかったな…」を抱えておきたいです。
レベル2
「”君の手で” 識」と「”ひまわり畑” しろは」による回復耐久が解禁されます。
ここからは、相手を先にレベル3にあげることを意識して戦います。上記2種の早出し回復を使い回しながら、トリガーチェックで電源を捲った場合は「”夏の思い出” 識」を前列に置き、1体でも置けたらCXコンボを狙っていきましょう。
レベル3
レベル2からの継続で「”夏の思い出” 識」のCXコンボを狙います。
レベル2時と違い、「”夏の思い出” 識」を手札から出せるようになるので、Cip効果でCXを探しに行けることです。「”打倒チャーハン” 静久」や「”ひまわり畑” しろは」も合わせて確実に詰めに行きましょう。
不採用カード
枠があれば入れたいヤツ
”それは夏のせい” 蒼
強い。色も合うので1枚からでも採用してもいいですね。
ちびうみ
リバースメタ。宝枝DCのような相手キャラをリバースさせてアドバンテージを稼ぐデッキが流行っていることを受けてか、最近よく採用されているカード。電源が4枚しか採用されていない点で早期着地を狙うのは難しいかもしれませんが、手札から出しても全然有効なので採用圏内です。「”メイド服” 蒼」のCXコンボが必要なければ差し替えましょう。
”頑張ったんですね” うみ
枝アイコンで回収できるレベル1の助太刀(1/1助太刀はプール内に2種しか存在してない)。強制3落下がウザく感じる機会がまあまあ多そうだなあ、と思い不採用。
”夏の日差し” 鴎
電源対応のレベル1CXコンボがリバース要求なので、パワーの補助に使える点で便利です。素引きできれば強そうですが、ここに1枠割くのはもったいないのでとりあえず不採用。
”スイカバーさん” しろは
立ち集中。山札から任意のキャラを控え室に送ることができるので電源との相性がよい1枚。ここは使ってみてほしいと思ったら「”サマードレス”しろは」あたりと入れ替えるのがいいと思います。
いつまでも一緒に
色が合いません() 色を合わせようとしたら4枚入れるべきだと思いますが、そんな枠も作り出せなかったのでとりあえず不採用。
他と枠を争ったヤツ
”振り返った先にある夏” うみ
「"サマードレス" しろは」と枠を争ったヤツ。手札を捨てる効果がCipなので即効性がありますが、手札交換としては質が高めにくい点や、山札を削る枚数が少ないので最終的に不採用。
”サマードレス” 蒼
「”白羽の伝承” しろは」と迷った枠。パワーの補助ができる点が強力ですが、山集中があんまり好きではないので、単レスト控え集中を採用することにしました。
”トンボ玉の思い出” 蒼 / "仲良しさん" 静久
「”大きなスーツケース” 鴎」と悩んだ枠。集中を控え回収の「”白羽の伝承” しろは」にしたことで、山札からサーチできるものを採用することにしました。
”お互いの場所” しろは
「”あの夏をもう一度” 鴎」と争った枠。実質3枚トリガーチェック可能なので電源を捲りやすくなるものの、登場させるときに黄色発生させないといけない点の面倒くささとレベル1のキャラにしてはパワーが低いという点で不採用。
終わりに
以上デッキ紹介でした。
「”夏の思い出” 識」を使ったデッキは多々ありますが、主流(？)の扉枝や宝枝に比べて盤面で優位に立てたり、早い段階から詰めに行ける点など、既存のデッキとの差別化は図られていると思います。
興味を持った方は是非試してみてください。使用してみてのご意見・ご感想等お待ちしております。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
